2019ハイヤ祭りお礼・総括

未来へ繋がるハイヤ祭りに向けて

2019年運営委員長 段下 倫

新しく「令和」の元号を迎えて「第54回 天草ほんどハイヤ祭り」も大きな事故なく安全に終えることが出来て、ホッと安堵し、沢山の方々への感謝の気持ちで溢れています。しかし、子ハイヤ道中総踊りは、台風の影響を考慮したとはいえ、子ハイヤが始まって初の中止と苦渋の決断を致しました。一生懸命に練習して、楽しみにしてくれていた子ども達には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、子ども達の安全を最優先させて頂きましたので、各園の皆様、保護者様のご理解を賜ればと存じます。県下最大の12,000発の花火大会、生演奏で踊るハイヤ道中総踊りは、晴天にも恵まれて、沢山の方々に思いっきり楽しんで、夏の想い出を作って頂けたのではと思います。

改めて、各協賛企業様、関係各所団体様、各部会スタッフの皆様、当日ボランティアの皆様、清掃ボランティアの学生及び企業の皆様、そして地域住民の皆様に、多大なるご理解とご協力・ご支援を頂きましたこと、心から感謝申し上げますと共に、今後の永続的な開催への更なるお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

さて、今年も天草ほんどハイヤ祭りを無事に終えることが出来ましたが、これから先の開催に向けて、皆様に知って頂きたいことがあります。私は本年度の開催準備を始めるにあたり、実行委員会の皆様へのご挨拶で、ハイヤ祭りで「変わらず続けていくこと」「変えていかなければいけないこと」があるとお伝えし協力をお願いしました。それは、ある朝「日本の夏の風物詩 花火大会や夏まつりの中止が相次ぐ」という新聞記事の見出しで「安全確保に伴うボランティア不足、人材不足による警備費の高騰、地域経済の低迷による企業協賛金確保の減少などにより、開催を断念」と目にしたからです。このままでは、天草ほんどハイヤ祭りも続けられない。私達も他人事ではないと自覚しなければならないと直感しました。実は、現在の天草ほんどハイヤ祭りは、294社からの企業協賛金、天草市からの助成金、その他の収益財源(※1)を予算として、3週の週末に行う各事業(※2)を運営していますが、その財源は年々減少傾向にあります。3回に分けて開催するということは、財源も人員も分割しなければいけないし、安全確保の人員も3倍必要となるということになります。そこで考えたのが、実施日時をコンパクトに開催することで、集約できる財源や人員手配を検討するということです。私がボランティアとしてお手伝いする様になった10数年前、その週の週末3日間で完結していました。2週の週末で開催した年もあれば、それぞれの事業を諸事情で秋や冬に変更した年もあります。2020年以降も、皆さんに楽しんで頂けるハイヤ祭りと花火大会にする為、あらゆる可能性を協議して実施日時を決定したいと考えていますので、ご理解賜れば幸いです。

また、変わらずに続けていかなければいけないのは、天草の伝統芸能であるハイヤ踊りを繋ぐ後進の育成に力を入れていくことです。近年、市内の小中学校や看護学校、初めて参加したいという企業様から依頼を頂き踊りの指導に伺っています。しかし、指導するスタッフの多くが、それぞれの仕事があるなか時間を作りボランティアとして協力して下さり、指導者不足のなか対応しているのが現状です。これは、踊りの指導に限った事ではなく、ハイヤ道中総踊りで生演奏をして頂く地方の皆様にも同じことが懸念されています。「だったら、CD流せばいいじゃないのか」と言われたこともありますが、人が歌うハイヤ節、人が奏でるハイヤ節だからこそ、ハイヤ道中総踊りは輝きを増し、観覧者の皆さん、踊り手の皆さんが楽しめるのだと確信しています。ぜひ、興味のある方はお問合せ頂けたら嬉しく思います。

私は、ハイヤ節が聞こえてくると「夏が来たなぁ」と感じ、生まれたときからある天草ほんどハイヤ祭りを沢山の方々に体感してもらい、楽しんでもらい、故郷の祭りを愛してもらいたいと思っています。その為には、天草に住み暮らす方々、故郷天草を想う方々の心に夏の風物詩として「ヨイサー、ヨイサー」「さっさヨイヨイ、さっさヨイヨイ」「ハイヤ、ハイヤ」のメロディーが刻まれるよう、部会スタッフの皆と一緒に取り組んでいきますので、変わらぬお力添えをお願い申し上げます。第54回の天草ほんどハイヤ祭りへのご協力ありがとうございました。

※1 当日のドリンク販売、CDやタオルなどのグッズ販売、主催する屋台村や露天商の出店料など
※2 子ハイヤ道中総踊り、花火大会、ハイヤ道中総踊りの順で開催している。天草市民センターで行われている「ハイヤ踊りの競演」は、ハイヤ祭り参加団体連絡協議会の主催事業です。


2019年子ハイヤ部会長 永田彰

3週にわたる「天草ほんどハイヤ祭り」の先陣を切って、子どもたちによるハイヤ踊り「天草子ハイヤ」を7月20日(土)に開催予定でありましが、残念ながら台風の接近に伴い、第21回目にして初めての中止となりました。楽しみにしていた各団体の子どもたち、当日まで準備をして頂いた関係の皆様には大変残念なことになってしまいましたが、「安全は何よりも最優先」という言葉を深く感じた年でもありました。来年、再来年と続く天草子ハイヤでも、子どもたちの安全がしっかり確保された上で、50年以上の伝統がある天草ハイヤを子どもたちが楽しく踊れるよう、今年の経験をつなげていきたいと思います。当日まで準備して頂いた皆様、大変ありがとうございました。


2019年花火部会長 吉本雅弘

天草ほんどハイヤ祭り開催中、毎週台風が発生する中、天候にも恵まれ、今年も昨年同様に12,000発の花火を大矢崎緑地公園で打ち上げることが出来ました。
また、会場には約16,000人の方々にご来場いただきまして誠にありがとうございました。まずは大きな事故もなく安全に無事に花火大会を終えることが出来たことを有難く思います。
これもひとえに九州電力様、九州テクニカルメンテナンス様、熊本県建築士会様、大劇様の企業ボランティアの皆様をはじめ、日頃よりプライベートの時間を削って多くの時間を頂き花火部会に参加していただいております個人ボランティアの皆様、そして天草工業高校、天草高校、天草拓心高校、本渡中学校、稜南中学校の学生の皆様には翌日の清掃ボランティアなど多くの方々のご尽力のおかげでこの花火大会は成り立っております。
本当に厚く御礼感謝申し上げます。
来年度より総合陸上競技場施工により、今まで使用させていただいておりました大矢崎緑地公園を会場とした花火大会は開催されることが最後となりましたが、2020年の第55回天草ほんどハイヤ祭り花火大会が開催されることになりました際には、皆さま方のご理解とご協力をいただきまして、今後とも引き続きご支援をどうぞよろしくお願い致します。

ありがとうございました。


2019年広報渉外部会長 南平 礼

 天草における夏の一大イベントとして定着している天草ほんどハイヤ祭りが、54回目の今年もそれぞれの部会長のもと、多くの参加者を得て盛大に開催できましたことを皆様とともに喜び、例年以上に炎天下のなか、開催の準備から片付けまで携わっていただいた実行委員会や事務局、ボランティアスタッフの方々には心からお疲れ様でしたとお礼を申し上げます。
 残念ながら台風の影響で今年は中止となりましたが、園児達が直前まで精一杯練習を積んでくれた子ハイヤ、新しい企画と県下最大級の規模で夜空を飾った花火大会、約2700人の熱い踊りと趣向を凝らした山車が圧巻だった道中総踊りと市内3箇所で3週に渡り開催されました本祭りが無事に終えることができましたのも、多くの協賛企業、募金いただいた沿道の方々、ポスターを貼っていただいた施設、警備・救護面で支えて頂いた各団体、祭りの華である踊り・地方をご指導下さった先生方、多くの皆様のご協力のお陰です。本当にありがとうございました。
 広報渉外部会の最大の役目として、今後とも島内外を問わず多くの方へ祭りの情報と共に天草の魅力を発信して参ります。市民自らが創り、参加し、応援し合い、益々愛される祭りとなれますよう引き続きご協力をお願い申し上げます。